自律神経とのどの詰まり感・飲み込みづらさ

喉が詰まるような感覚はありませんか?

のどが詰まるような感じや飲食物の飲み込みづらさも、自律神経失調症では起こりやすい症状です。これは唾液によるものと、物を飲み込む際の筋肉の働きによるものとに分けて考えられます。

私たちが普段口の中で分泌している唾液には、大きく2種類のものがあります。

副交感神経が優位なときはさらさら

自律神経が正しく働いているときや副交感神経が優位な状態の時には、さらさらとした唾液が分泌されます。

交感神経が優位なときはネバネバ

これとは逆に交感神経が過剰に優位な状態の時には、粘っこい唾液が分泌されます。さらさらした唾液は物を飲み込む際の潤滑油のような役割を果たしますが、粘っこい唾液ではそうはいきません。

そういった唾液は飲み込む際にものどに引っかかるようになりますので、当然物を飲み込む際にも飲み込みづらさを感じるようになります。さらにこういった状態が長く続くと唾液自体を分泌する能力も低下して、いわゆるドライマウスへと悪化していくこともあります。

また物を飲み込む際にも、のどにある咽頭収縮筋という筋肉が収縮することによって、うまくのどを通過していきます。

ところが交感神経が過剰に優位な状態ですとこの筋肉も常に緊張して、飲み込む際の詰まり感が出てきます。

唾液にしても咽頭収縮筋にしても、交感神経が過剰に興奮してしまうことにより起きますので、そういった状態をいかに遠ざけるかがポイントになります。

ストレスを軽減させることで詰まりは軽減します

大事なのはいかにストレスを軽減させるかですが、のどの詰まり感については緊張している筋肉をストレッチさせたり動かしたりすることによって、徐々に詰まり感は軽減することもあります。

例えば大きな声を出すこと。声を出すことによって咽頭収縮筋も動きますし、何より大きな声を出すことは心理的なストレスを軽減させることにもつながります。またオエッとえづいたりすることも強制的にのどの中を広げる効果があります。

ただし嘔吐しやすい方やこういった行為に慣れてない方は慎重にやった方が良いでしょう。