当院主催によるゲシュタルトセラピー・グループワークのご案内
うつ・自律神経失調症専門整体院、たくや整体院院長の藤嶋です。
今回は、当院主催による初のイベントのご案内です。
その名も『盛岡2daysゲシュタルトセラピー・グループワークショップ』。
※画像をクリックすると、大きいサイズでご覧になれます。
ゲシュタルトセラピーという言葉を初めて耳にする方もいらっしゃるかもしれません。
もともと『ゲシュタルト』には、『全体的なまとまり』…という意味があります。
そのためゲシュタルトセラピーというのは、心理面だけを見て終わるのではなく、身体の動きや感覚を感じながら、バラバラになった心と身体の統合を目指して進めていくというのが大きな特徴となっています。
うつや自律神経失調症に悩まされている方に限らず、多くの方は子どもから大人に成長していく過程で、いくつものストレスを受けています。
場合によってはそのストレスがトラウマになるくらいの、深い心の傷を負った方もいらっしゃるかもしれません。
このストレスやトラウマは、記憶という形で私たちに残ります。
そしてその記憶、実は脳よりも身体により深く刻み込まれているのです。
たとえば、暴力や虐待を受けた人は、そのときのことを思い出すような場面に出くわすと、反射的に身体がこわばったりします。
たとえば、交通事故で重傷を負った人は、体の傷が治っても、事故が起きた場所に行くと呼吸が早くなったりします。
たとえば、幼少期に愛されたということを感じずに育つと、気付かないうちに笑顔を作れなくなったりします。
これらはすべて、多くのストレスや深いトラウマが身体にも深く刻み込まれているために起こるのです。
その心と身体に刻み込まれた傷を回復させるひとつの方法が、ゲシュタルトセラピーなのです。
当院でもストレスやトラウマが残る患者さんにカウンセリングを行ったりしていますが、そのベースとなっているのがこのゲシュタルトセラピーです。
いつもは当院においてカウンセリングを行うのですが、今回僕も参加している仙台でのグループワークを主催しているファシリテーター(カウンセラー)・定行俊彰さんのご協力により、当院主催による初めてのグループワークショップが開催できることとなりました。
グループワークという形で行いますので、数名の参加者が見守る中でワークを行う形式で進めていきます。
他の人に見られている中だと、抵抗感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、グループワークを経験した立場から言わせていただくと、グループワークには1対1のカウンセリングでは得られない次の大きな3つのメリットがあるのです。
- ファシリテーター(カウンセラー)・定行俊彰さんの経験値
- グループワークによる安心感と、行えるワークの選択肢の多さ
- 2日間にわたって行われることでの、深い気付き
メリット① ファシリテーター(カウンセラー)・定行俊彰さんの経験値
定行俊彰さんはスクールカウンセラーも行っていて、豊富なカウンセリング経験をお持ちです。たとえどんな深い傷や悩みでも、最適なワークで大きな気付きを与えてくれるでしょう。
メリット② グループワークによる安心感と、行えるワークの選択肢の多さ
グループワークでは、他の参加者が見聞きしている中でワークを進めていきます。多くの人に見られる中で悩みを言葉にするのは、大変勇気がいることかもしれません。ただ、ワークに参加すると分かりますが、この周りの人たちが味方になってくれて、乗り越えられないと思っていた壁を乗り越えることが出来るようになることもあるのです。また参加者が何人かいると、その人たちの助けを借りて1対1では出来ないワークを行うことも出来ます。これは当院で行われているカウンセリングでは絶対出来ないところですね(苦笑)
メリット③ 2日間にわたって行われることでの、深い気付き
これも参加されると分かることですが、他の方のワークを見聞きするだけでも、ご自身の中に何か変化が起こることがあります。それが2日間にわたって行われるので、普段は感じられないような気付きや変化が生まれることが少なくないのです。
今回は当院主催で行われますが、もちろん当院をこれまで受診されたことのない方でもご参加は大歓迎です。
生きづらさやずっと癒えない傷があるという方、またゲシュタルトセラピーに興味があるという方は、ぜひご参加をお待ちしております。
また、盛岡2daysゲシュタルトセラピー・グループワークを安全に行う上で、いくつかの決まり事や参加いただける方の条件を設定いたしました。
他にも開催中止についてやキャンセル規定、新型コロナ対策などについても明記しておりますので、ご参加を考えている方はぜひこちらもご覧下さい。
※画像をクリックすると、大きいサイズでご覧になれます。